ビル用マルチエアコン
ビル全体や大型施設向けに最適化された空調パッケージ
大小さまざまな空間の空調を、個別に効率的に管理することができるビル用マルチエアコン。
様々なテナントの入るビルであっても、個々のニーズに対応した室内機種を導入することが可能、個別に室外機を置くことなく屋上などの空間にまとめることができ、電源インフラ、入れ替えの効率化など、ビル施設に特化した空調です。
メーカーごとに力を入れる分野や注目する機能など、得意とするものが異なります。カンクウであれば大型施設へ多数の導入実績がありますので、あなたのビル・施設に合ったビル用マルチエアコンをご提案することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
ダイキンビル用マルチ
消費電力量を大幅に削減、
室外ユニットの気温上昇もタフに対応
ダイキンの省エネ・快適技術の粋を集めたハイグレードモデルが誕生しました。全自動省エネ冷媒制御や新型スクロール圧縮機などによって消費電力量を従来機と比べ約20%、15年前の機器と比べて約60%も削減。省エネ大賞の省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
近年、夏場の気温上昇によって冷房運転時の室外ユニットへの負担が高まってきています。特に集合設置や狭小地では、従来の運転可能温度を超えてしまうこともあります。そんなときでも、ダイキンのタフネス冷房ならば、吸込温度の上限が7度高くなっても運転を継続することが可能になりました。
大画面で見やすいインテリジェントタッチマネージャーを使うことで、誰にでもかんたんにエネルギーマネジメントができます。
東芝ビル用マルチ空調
冷媒の流れを最適化する
独自技術に注目
東芝のビル用マルチ空調は、冷媒制御に重きを置いています。
ビル用マルチエアコンには、多数の室内ユニットが接続されています。この室内ユニットに流れる冷媒の量は、物理的な理由で変化します。一方、どの室内ユニットにどのくらいの冷媒が必要かは、室温や使用状況に左右されるため、大きなロスを生む原因となっていたのです。
このロスをなくす技術が適正冷媒制御(インテリジェントVRF制御)です。各ユニットの冷媒の過不足をセンサーで常に見守り、適正に配分することで、快適性・省エネ性を維持します。
業界トップクラスの省エネ性を誇るDCツインロータリーコンプレッサーには1台ごとに専用のインバーター基盤を搭載。0.1Hzごとに回転数を制御することでよりエネルギーロスのない運転を実現しています。
三菱電機ビル空調マルチ
高外気冷房運転と
高い省エネ性を両立
三菱電機のビル空調マルチは、熱交換器が長円形になっているのが特徴です。
エアコンが吸い込んだ空気を冷やしたり温めたりする部品が熱交換器です。従来は円形の管だったこの熱交換器を、長円形の扁平管熱交換器にすることによって、熱交換性能が約30%も向上。従来5.1~5.2だったAPF(通年エネルギー消費効率:高いほど運転効率が高い)も6.0程度までアップしました。
夏場の気温上昇にも負けない高外気冷房運転を実現。吸込空気の温度が高くても、優れた冷房運転を継続します。
また、本体内の冷媒の分配を最適化するBSC回路を搭載。風量の多い機器上部に処理熱量能力の高い冷媒を集中させることで、ムダの少ない熱交換を実現しています。
日立ビル用マルチ
排出する熱を上手に活用、
人的なミスの削減にも工夫
日立のビル用マルチは、ビルにいる人たちの快適を実現しながら、省エネ・省工事を追求しています。
冷暖房を同時に使用するフレックスマルチを利用する場合には、冷房ユニットから回収された熱を暖房に利用することで、暖房効率を約25%アップさせることができます。また、室内からの排気で発生する熱を全熱交換エレメントで回収し、外気の暖房に使用することもできます。
さらに、ある部屋で一時的に温度を下げても、30分後には自動的にあらかじめ登録した温度に自動的に復帰させたり、リモコンでの設定温度範囲を制限したりすることも可能。消し忘れ防止のタイマーもあるため、ムダなつけっぱなしのミスも減らせます。
パナソニックビル用エアコン
電力消費量を抑えてなお快適、
静音設定で夜間も安心
パナソニックのビル用エアコンは、電力消費量と静音性にメリットがあります。
従来2分割になっていた熱交換器を3面一体構成にすることで熱交換面積を拡大。効率よく温度を変更することができます。また、コンプレッサーも性能が向上し、消費電力減に貢献しています。さらに、ピーク時にはシステム全体で自動的に運転を制御するデマンド制御を行って、電力の抑制につなげることもできます。同じシステム内の圧縮機は、使用時間の少ないものからローテーションで運転されるので、使用時間の平準化・負荷の分散にも役立ちます。
静音運転は自己静音モードと外部入力静音モードの2種類を用意。それぞれ、能力優先から静音優先に切り替えることによって定格運転音から3dB低下させることができます。夜間の運転にも最適です。
三菱重工ビル空調システム
配管総延長1000m超!
大規模なビルでも自由に設置可能
三菱重工のビル空調システムは、業界トップクラスという長配管に利点があります。
冷媒配管を細くしたことにより、配管の総延長は1000mも可能になりました。そのため、大規模なビルの空調ネットワークも余裕で構築できます。また、万が一の故障もチェック運転機能や高輝度7SEG表示機能によってすぐに把握できるうえ、不具合を起こしている基盤のチェックも容易な構造になっています。
もちろん、性能にも配慮が行き届いています。システムの高効率化によって、新省エネ基準値もクリア。室外温度がマイナス20度であっても暖房運転ができるようになっています。
各メーカーのビル用マルチエアコンサイトへ(外部リンク)
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